鼻緒の挿げ替え、調整

【鼻緒のすげ替え】
実店舗ではいつでも鼻緒の交換、調整を承ります。

写真の一例は、細い鼻緒がどうしても足の指に当たって痛いと仰られるので、太めで足あたりに柔らかい鼻緒に挿げ替えました。

昔の草履も鼻緒を変えるだけで結構蘇ります!

きものサローネin日本橋


昨日は10月20日/21日/22日と東京の日本橋で行われる「きものサローネ」の会合でした。


きものサローネとは、(以下はサローネHPより抜粋)

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きものの“いま”に出会った人がよくいう言葉――「きものにハマってしまったの」。
そう、夢中にならずにはいられない。知的でカッコいい、大人の遊びです。
そんな、ファッションと文化の両翼を持つきものに出会う1つの場としての提案が

「きものサローネ in 日本橋」です。

昨年、初の試みとして平日に2日間開催したところ、両日で約1700人の来場を数え、
かつ多くの人々がきもので足を運んでくれました。

考えてみると、百年以上の歴史を持つ老舗のメーカーから、
話題のブランドや人気のネットショップを一堂に見られる
初めての画期的な試みでもあったのです!もちろん、今年も。

着物も、きものも、キモノも、kimonoも。

すべてが集まる、テーマパークのような3日間。
一期一会があれば、もちろん購入も。

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今年は当店も仲間に入れて頂きました。
私が企画している着物カーニバルよりもかなり大規模なイベントです。


わかりやすく言うと「着物業界初の一大ギフトショー」


着物ファンはもちろん、着物って何?面白いの?


是非10月の予定にきものサローネを入れていただけないでしょうか?


関東圏の方はもちろん、東京のど真ん中「日本橋」へ全国から来る価値ありです!


詳しい情報はきものサローネHP
http://kimono-salone.com/

facebookページは
https://www.facebook.com/KimonosaroneinRiBenQiao2013

上記をお気に入りに入れてこれからの情報をチェックしてみて下さい!

足助のたんころりん

先日、「足助のたんころりん」へ家族で行って来ました。

たんころりん」って何?と聞かれますと、簡単に言うと竹かごと和紙で作った円筒形の行灯のことで、足助では毎年8月の夜に街道沿いに並べ、和紙を通した火の灯かりで暗がりの町並みを照らし、夏夜の情緒を演出するイベントです。

元々お客様から聞いて知ったイベントなんですが、愛知キモノジャックの初の開催地だったり、個人的にも好きになり、もう何度も行っています。


足助というと「香嵐渓(紅葉の名所)」として有名ですが、古き良き町並みも是非とも知ってもらいたいと思います。



今回は家族と行ったので子供達は明るいうちは綺麗な清流で川遊びしてました。



展望台(とはいえ無い程度の東屋でしたがw)から足助の町並みを撮ってみました。
とても暑い日だったので避暑とは言えなかったですが、やはり我が町よりは涼しかったです。

町では、このように「たんころ」が並び、夜になるととても綺麗です!

8月の15日まで毎日このイベントは続くそうです。

また、とても「着物が似合う町並み」なので皆さんも是非浴衣などで行かれる事をお勧めします!



詳しくは足助の観光協会HPでどうぞ!
http://asuke.info/modules/pico/index.php?content_id=18

浴衣の洗い方

夏本番ですね!そろそろ皆さんの地方でも夏祭りやイベントが目白押しだと思います。

そこで活躍するのが「ゆかた」ですね!


もちろん着物屋としては、せっかく作った浴衣ですので、なるべくたくさん着て頂きたいのですが、一つ問題が。。
真夏ですと洋服でも一緒ですがどうしても「汗」をたくさんかいてしまいます。


汗はなるべく早くお手入れをして欲しいです。でも、毎週のように着たい浴衣を毎回クリーニングに出すのは日程的にもお財布にもやさしくないですよね。。


で!やっぱり家庭で洗えたら一番(洗っている人もたくさんいらっしゃいます)


そこで!この話題を当店のustream放送で流しちゃおうということで。。。


ご家庭での「浴衣の洗い方」(動画で説明付き)を放送しました。

*浴衣や着物の洗いは自己責任でお願い致します



毎週土曜日21:00からustreamで「あづまや きものひろば てれびじょん」を放送しています。
http://www.ustream.tv/channel/3798318

京都祇園祭 百聞は一見に如かず

16日・17日と京都の祇園祭へ行って参りました。

今まで何度となく行きたいなぁ〜と思いつつも、自分の地元の西尾の祭りも祇園祭ですので日程がかぶっていてどうしても行けなかったのです。
しかしありがたい事に京都のメーカーさんやその他の皆さんから「絶対今年は見た方が良いですよ」とお誘い頂き、地元のお祭りがいつもより1週間早まった事もあり今年は思い切って出て来ました。


私にとっては初の京都祇園祭です。当店のustreamのディレクターともうお二人をお誘いして4人で行きました。



車で行ったので、まずは駐車場、そして宿の確保が重要です。とは言っても私の予定がなかなか立たなかったので直前になって行きたいという事になり、宿も駐車場も確保する事が出来ていませんでした。

そこで、ustreamにもカーニバルにも出演下さったお二方に無理を言ってお願いした所、お手配を下さり大変ありがたかったです。

駐車場は「京都 なをし屋」の栗田さんに、宿は「(株)枡儀」の上田さんにお願いしました。


特に上田さんには奥様共々2日に渡り我々と一緒に京都を案内していただき本当にありがたかったです!
上田さん改めてお礼申し上げます!




16日の初日は宵山です。京都の街の中、特に着物業界のメーカーなどが集まっている室町通新町通りを中心とするエリアに各町が「鉾」や「山」と呼ばれる山車を飾り、17日の巡行にそれらが町中を動き回ります。
と言っても私は詳しく無いのでwikipediaなどをご覧下さい(笑

写真はこちらもいつもお世話になっている「藤井絞」さん。祇園祭では最高の景観スポットとして人気があるそうです。

藤井さんでは、祇園祭の最中は家宝の屏風を飾り来客された方々をおもてなしされていて、私達も迎え入れていただきました。
もう素晴らしいの一言です。藤井さん自ら、屏風絵の説明、もちろん北観音山の説明をして下さったりして単純にお祭りに来ただけでは見るだけになってしまう祇園祭ですが、お陰様で色々な視点から見る事が出来て感無量でした!



藤井さんのはからいで特別に北観音山に上らせていただきました。通常は「ちまき」と呼ばれる厄よけのお守りを買わないと上れないのですが、ここの山は「ちまき」も売って無く通常は上れないとの事です。貴重な体験が出来ました。



こちらは室町通りにある「鯉山」の鯉です(笑 お世話になっている浅見さんの社長さんに丁寧に説明を頂きました。鯉山に限らず、鉾や山には大変素晴らしい飾り物が沢山付くと聞きその飾り物には色々ないわれがありおおよそ400年前の物が現存してそれらがまさに目の前で見られるのはこの祇園祭くらいだと思います。




こちらは今回お世話になった「枡儀(桝屋儀兵衛)」さんの町内の「綾傘鉾」です。
こちらも上田さんのお父様(枡儀社長)が説明下さり、お囃子が素晴らしかったです。「棒振り囃子」と呼ばれ棒を手にして舞うのですがめっちゃ格好良かったですよ!



それぞれの出し物を楽しんだあとはやっぱりこれ!わざわざ足を運んでくれたきものサークル「キダオレ」主催のトミー君w
いつも京都では楽しくさせていただいています!(宴会部長に決定!)




一夜明け、巡行を一通り藤井さんから見た後に、せっかく祇園祭に来たのだから本当のメイン「神幸祭還幸祭(神輿渡御)」を見て帰りたいとディレクターが言うので気合いで八坂神社まで行って来ました。

私も地元のお祭りに携わらせていただいているので、勉強も兼ねて元祖祇園祭の意味も知る為に御神輿を見て来ました。ここには三基の御神輿があり山鉾巡行で清められた町に神様が入った神輿が出て行くといういわれがあるそうです。
ちなみに町に出て行った神輿は「御旅所」という宿泊地に祭られ1週間後に八坂神社へ還られます。
来年はこの「後の祭り」と呼ばれる物が約50年ぶりに復活するとの事で、今年は全部の山鉾が集まって巡行するある意味最後の祭りとなるようです。


本場の祇園祭を見る事によりお祭りという祭礼が持つ意味が少しだけわかった様な気がします。歴史を守り繋げる事だけでなく、自分が育った町に皆が誇りを持ち、祇園祭という名の下でそれぞれの立場の方々が協力し合い行う事により結果、町おこしにも繋がっていると思いました。


私も祭りが大好きな人間なので本場京都の祇園祭を見る事が出来、本当に良かったです。


タイトルのように、「百聞は一見に如かず」今ではネットやテレビ、youtubeなどで、調べればなんでも出て来ますが、やはり生の音、自分自身が目で見た事が一番です!


皆さんも是非とも一度は祇園祭へ行かれてみてはいかがでしょう!?


最後に、着物屋としてこの祭りを見た感想は、意外と「ゆかた姿」の方々が少なかった様に感じました。もちろん、他の祭りよりも多いとは思いましたし、浴衣ではなくしっかりとした夏着物をお召しの方々もいらっしゃいました。もっともっと和服姿が広り歴史ある日本の祭りを彩って欲しいと思いました。頑張って浴衣を勧めていかないと!!


ちなみに私達が祇園祭へ行った衣装の紹介をします。


1日目・綿麻の半着物に阿波しじらの野袴姿
2日目・小千谷縮(本麻)に正絹夏長襦袢・麻の角帯

ディレクター
1日目・綿麻浴衣の半着物に薄手のダンガリー野袴
2日目・藤井絞さんの竜巻絞の綿麻着物に西村織物の正絹角帯

男性ゲスト
1日目・源氏物語の綿麻浴衣に綿の角帯
2日目・小千谷縮に夏の絽ちぢみ長襦袢

女性ゲスト
1日目・西陣正絹夏お召に東レ爽竹の夏長襦袢、帯は浴衣生地で作った兵児帯(オリジナル仕立)
2日目・小千谷縮にうそつき夏長襦袢、帯はひなやの組帯(オリジナル仕立)


ではでは〜!

愛知キモノジャックinアサヒビール工場

七夕の日、7月7日(日)に19th愛知キモノジャックが名古屋のアサヒビール工場で開催されました。

当日は快晴で夏らしく?当たり前ですが猛暑日となりました。

今回も暑さに負けず110名程の着物好きな皆さんが集まりました!



ジャックに行くとまず気になるのが、皆さんのコーディネート。恐らく参加者の皆さんも一番気になっているのではないでしょうか?


どういうことかと言いますと。。


ジャックに集まる皆さんは、どちらかと言うと(もちろん全員ではありません)普段着として着物を純粋に楽しんでいらっしゃる方が多いような気がします。

もう20回近く開催していて皆さんに話を聞くと、今でも同じような返答が帰って来ます。


「普段自分の地元で着ているけど、なかなかお仲間がいないし、着物姿を見る事は滅多に無いんですが、ジャックに来ると同じような感度の方々の着姿を見たり、お話が出来るのがめっちゃ楽しい」

いわゆる、本やネット上の情報ではなんとなくわかっているのですが、この愛知の地元の方々がどんな風に着物をファッションとして楽しんでいるのかを知りたくて来ている方も多いと思います。



ちょっと真面目な話をしてしまいましたが(笑 本質はこの写真のように「とにかくジャックって楽しいw」と皆さんが仰るんです!(なぜか


今回は工場見学なのでいつもとちょっと違いますが、いつもは最初と最後に集合写真を撮って、解散〜って感じの超自由行動なんですが、それがなぜか楽しい!

参加表明不要、途中参加、途中離脱もオッケーという「ゆるさ」が、着物に携わると何事にも(着物の種類によるTPOや習い事の決まり事、イベントでもお金が掛かりすぎる事など)制約がありすぎると思っている感覚を助けてくれてるような気がします。



京都が発祥で始まったこの「キモノでジャック」というイベント。

全国各地で同一のコンセプトで行われています。

皆さんも一度、チェックしてみてはいかがでしょうか?w

キモノでジャックホームページ(全国版)
http://www.kimonojack.com/zenkoku/

きものサローネin日本橋

10月20日〜22日に開催される、「きものサローネ」のホームページが出来たようです。
昨年は1500名以上の来場数があったそうです。
今年は当店もサローネに出店させて頂きます。今年は160社以上の出店があり昨年の比では無いスケールに。日本橋が着物であふれる3日間になりそうです。


ちなみに着物カーニバルのお仲間もたくさん出られますよ〜


開催は東京のど真ん中、「日本橋
遠方の方は、今から東京観光がてらご予定を立ててみては?
着物好きなら絶対見逃せないイベントになると思います。


きものサローネ公式HP
http://kimono-salone.com/


きものサローネfacebookページ
https://www.facebook.com/KimonosaroneinRiBenQiao2013