夏の長襦袢たち
先日のブログで着物っぽい浴衣達が売れていると言いましたが、
そんな浴衣達を「夏着物」として着るためには
「長襦袢」が必要になってきます。
なぜ、浴衣に長襦袢?と質問が出そうですが。
最近の浴衣や綿麻素材の着物は変わり織りで「かなり透ける素材」で出来ている物が多く、
夏の昼間に着ると、「体のライン」や「二の腕」がすっかり透けて見えてしまいます。。
よっぽどご自分に自信がある方ならOK!?とは冗談ですが、やはり、浴衣の様に着物用の下着だけでは難しそうです。
でも、夏は洋服の半袖でも暑い。とにかく何を着ていても暑いんです。
それでも、夏でも着物を楽しんでいる常連さんや毎日着物を着ている当店のスタッフがどんな、長襦袢で工夫しているかと言いますと。。
良く使われる生地を写真で撮ってみました。
まず、すべてに共通しているのは
「家庭で気軽に洗える事!」
これは重要ですね。
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とにかく、暑がりな方は
画像の上から3番目の
「本麻」がお勧め。
汗も吸い取り発汗性が抜群です。
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でも、私もそうですが下着に麻が苦手な方は
画像一番下の
「海島綿」が断然お勧め。
綿とは思えないほどの柔らかく細い糸で織られている変わり絽です。
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次に阿波しじらや綿麻の浴衣を気軽に着る方に
「トスコ麻混」もお勧め。
麻が30%でポリが70%
麻の吸水性とポリの使い勝手を合わせた商品です。
本麻や綿にはかないませんが、実用性は充分ですので、そんなに暑がりで無い方にはお勧めです。
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最近のネットなどで話題の
「東レ爽竹」も売れています。
こちらは絽素材でよそ行き着にもお使い頂けます。
といってもポリとレーヨンなので、上の3つよりはちょっと暑いかな?って感じです。
もちろん、そのあたりで良く売っているポリ製の絽の長襦袢と比べれば雲泥の差がありますが。。
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あと、なんども書きますが、着物と長襦袢の関係はとっても重要です。
着物だけマイサイズでも駄目ですし、長襦袢だけマイサイズって言うのも駄目です。
単衣の夏の時期は特に透けるので(実はこれが逆に最大の魅力ですが)、下着(長襦袢)と着物が合ってないと、袷の時期よりもっと見苦しくなってしまいます。
お袖が少し透けてピッタリ襦袢と着物が合った時の美しさと言ったらもう・・・
まぁ普段着ですからそんなことより、なにより、ぴったりサイズの着物と長襦袢は着やすい。
夏の着物は暑い!って決めつけないで、挑戦してみてください。
ちゃんとした知識と工夫で皆さん楽しんでいらっしゃいますよ!
夏こそきもの!始めませんか?