東京へ行ってきました
ここ数日ほど久しぶりに東京へ行ってきました。
と言うのも、当店にも置いてある月刊アレコレさんの自学実践塾と言う名前で、着物業界の人を集めて意見交換会に出席するのと東京は嫁さんの実家もあるので、子供の夏休みも利用し家族で行ってきました。
4時頃から日本橋で開催すると言うことで、時間の余裕があったので
三勝さんに突然立ち寄って秋冬物をチェックしてきました。
雑誌「七尾」に載ったように今年もシルクウールを展開されます。
ウールなのに柔らかいやさしい手触りの商品です。
前置きはそのくらいにして、本題のアレコレさんの勉強会なんですが。
今回は、メーカーさんをお呼びし、メーカーサイドと小売の立場との意見交換がメインで行われました。
東京近辺の小売屋さんが多い中、愛知から来た私はちょっと浮いてたかな(爆
真面目なお話の内容は現状把握で時間が掛かってしまい、自由な意見は少なかったのですが、皆さんの話を聞き私なりに理解をしたのは、
↑の流れではいかに早く情報を吸取り、それを正確に理解し物を作れるか。
↓の流れではいかにリスクと向き合い、お客様に製造価値と夢を伝えていけるか。
メーカー
↑ ↓
お店
↑ ↓
着物好きなお客様の意見
どんな物が欲しくてどんな物を提供できるか。
この多様化する時代には、たくさん大量にいかに安く作るのではなく、ニッチなニーズしかない物でも馬鹿にせず良い物は値段に関わらずユーザービリティの高い商品を作るかってこと。
まずはお店が頑張るのはお客様と対等に向き合えるか。
メーカーに必要なものは夢と勇気を持てるか。
いろんな話の中で、出会った「きもの小杉さん」がご自身のblogで仰っています。
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今必要なのは業界を変えることや新しいシステムを作ることかそんな上辺だけの話じゃない。
頑張っていこうとしているこの仲間達を「信じきれるか」なんだと思う。
メーカーを。
他の小売店を。
そして
着物ファンを。
きもの小杉さんのブログ
http://kimonokosugi.blog55.fc2.com/
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さすが先輩。(勝手に転載してすいません)
せっかく皆で忙しい時間を割いて出会って話し合っても形にならなければ次は無い時代。
リスクも何もかも「腹を割って」話さなければ、美しい話だけでは誰もハッピーにはなれないかもですね。
もう仕組みや組織で売る時代は終わったと思います。
日本の着物の物づくりの現場が悲鳴を上げているのはもう誰もがわかっています。
物売りで勝負したいです。
物売りといってもそこに含まれるのは、
「ウソの無い商品情報」
「明確な対象者がわかる商品」
「どうやって使用すると良いか経験による説明が出来る商品」
の3つが必要になってきそうです。
=プロフェッショナルにならなければなりません
今回ばかりは頭の無いなりに真面目に書いてみました。
あっそうそう、会場で博多の西村織物さんが展示発表会をしていたので、久しぶりに西村さんの博多帯を色々と見てきました。
またホームページなどでご紹介しますね。