今年は2種類を予定


水面下で進めてきました、今年度のあづまやオリジナル着物。(大げさ)

なかなか一筋縄ではいきません、試行錯誤の繰り返しです。

現在、昨年かなりの反響を頂いた「蒲郡みかん染め」は5月を目途に進んでいます。

それからこちらは新しいチャレンジの「注染のゆかた(夏綿着物)」

それぞれ同時進行で進んでいます。

みかん染めはいよいよ、織りや柄のデザインを決めていく段階です。
今年は例年より「みかんの木の剪定作業」が遅れているらしく、染料の準備がギリギリになりそうな雰囲気です。

新しい取り組みの注染はというと、デザインが煮詰まってきたので、いよいよ来月には型紙を起す段階に入りそうです。

物づくりに携わると、小売をしている自分の立場からの要望や希望と制作上のリスクと制約を天秤に掛ける事の繰り返しです。

私が言うのは僭越ですが、買い手と売り手と作り手のバランスを取りまとめるプロフェッショナルな人材が着物業界には足らないと感じています。

メーカーさんの仕事がそれに当たるのでしょうが、着物を実際に着ていない人がプロデュースして、作り手に作らせ、売り方を提案し、物流に乗せ、小売店に流すのはこれからの時代は危険に感じます。

かといって自分がそれを出来るはずも無く、センスもなければ売る力もたいしてなく、それ以上に資金も全くないので。。

とにかく出来る範囲で、やる方向で、全部売れる気で(笑

頑張ってみようと思っています。