みかん染めの原料を撮影に
今日は朝から蒲郡へ。
みかん染めの原料となる「木と葉」の剪定作業の取材に行ってきました。
JA蒲郡さん(石川さん)の協力を得て、みかん農家の方にお願いして実際の剪定作業の様子を撮影出来ました。
分かった事は、
1・みかん染めの原料となる染料パウダーを作るのに非常にたくさんの木と葉が必要だということ。
みかんの木300kgに対して、染料はたった25kgしか取れない。
今回の取材で訪れた農家さんから前回の染料用に150kgも頂いたようです。
2・剪定後、即座にパウダー化しないと木と葉が醗酵してしまうため、すぐに染料にしないといけないため、すぐに染料を取り、濃縮してパウダー化する必要があること。
↑画像はその場で裁断チップ化したミカンの木。
剪定撮影後に先回のblogに書いた藤浜染工さんから糸がすでに届いていました。
早速、綜絖機に掛かっていました。画像ではすでに経糸が半分出来ています。
一番嬉しかったのは、みかん農家(すいません名前をお聞きするのを忘れてしまいました・・)の方から、
「私も自分の育てたみかんが物になるのは嬉しいですし期待しています」
と仰られた事。
次回にご紹介するのはいよいよ織り上がり!
この数か月の皆さんの苦労の結晶となって出来上がってきます!
同時で証紙や品質表示などのデザインも進行中w