最終段階

今週の月曜日と今日、蒲郡みかん染め木綿の打ち合わせ会に出席してきました。

月曜日にはtwitterで最近知り合った静岡県の「はじめてきもの小梅」さんをお誘いして、生地の風合いや色合い、織り組織などを検討する会議に出ました。


twitterで知り合った小梅さんのblogを見て、とても同感しまして半ば私から強引に誘ってしまった感じですが、お着物好きな女性からの意見という事で本当にありがたい意見をお聞きすることができました。(小梅さんありがとうございます)


今回は前回決まった縦糸と横糸を番手違いで試織屋さんが実際に平織でスラブ糸を織った物とネップ糸を織った物を比較して媒染の違いで出来るみかん染めの色などと同時にいよいよ決めていこうとの話をしました。


実際には月曜日の段階では平織りだけの組織でしたので、変わり織りも含めて見てみたいとご提案したところ、今日、その変わり織りを見て最終的に生地を決める段階となりました。


商工会議所の松岡さんに連れて行ってもらい試織屋さんに集合し、蒲郡クラフトフェア実行委員の鈴木さん(三河木綿や織りに詳しい)と4名で実際に織機を前に話し合いを持ちました。
鈴木さんと試織屋さんの話している内容の半分は理解できなかったのですが(汗・・勉強不足です。
目の前で私が伝えるニュアンスを実際に試し織りをしながら説明をして頂けたので、物凄くスムースに話ができました。


そこで決まったのが


三河縞」で


「平織り」
「変わり織り」


今回は2タイプを作って見ようということ。
色は特殊な加工を施したみかん染めの糸を使うこと。
柄は裁断によっては8タイプ以上出来る組み合わせに決定しました!


とにかく、糸染から織りまで「染色・織り元・会議所・小売店」が実際に関わる私にとっては初めての経験です。
蒲郡の皆さんも初めての経験だと言っておられました。


地域を思う心、伝統の地場産業を復興したい思い。織り手のこだわり。売り手の思い。

希望とお互いのリスクと向き合う気持ち

それぞれ本音で話し合い、絶対に成功させましょう!と家路に着きました。


以下は実際に試し織りをしていた動画です。


100%草木染め(みかん)の木綿着物(浴衣)の出来上がりまで後、数か月です。