検針機「みはり」君の紹介



今日は当店の業務で絶対に必要な道具をご紹介します。


それは・・タイトルの通り、「検針機」です。
ほとんどの商品が反物からお仕立てをするので、仕立て屋さんにお願いして縫って頂いています。


人の手で作る作業のため、あってはならない事ですがごく稀に針が入ったまま仕立ててしまう事があります。
特に多いのは、マチ針や運針の時に折れてしまった針先などです。


もちろんそのままで着用されると大変な事になりますよね。
お客様が怪我をされてしまうだけでなく、信用も同時に失ってしまいます。。


ですので仕立て屋さんから仕上がってきた着物はすべてこの検針機を通します。
かなり精度が高く、針先が少し折れただけの小さな物でも「ピ〜!!」と音で反応してくれます。


音で反応した場合は手作業でどこに針が入っているか確かめ、取り除きます。
再発防止のために、入っていた針を見せて、仕立て屋さんにこれから気を付けてもらうように連絡をします。


画像は今日出来上がった野袴を検針している所です。
これで安全にお客様の元へ出荷できます。


名前の通り「みはり」は厳重にw