新潟(十日町2日目)



2日目の今日は、織物工場見学と私の仕入れを兼ねるスケジュールです。
写真はお昼に食べた新潟名物「へぎそば」(海藻入りのそば)です。




1件目は勇屋織物(いさみや)さんです。


勇屋さんとは先日京都でお会いしたばかりなので、私も良く存じ上げていました。
社長さんみずから、工場ち商品が出来上がるまでの説明をして下さいました。


ここでは「なせん先染め」と言って、経糸に型紙を使い直接糸に染める珍しい技法を取っていました。
職人さんの技が光っていました。
愛好会の男性のお客様が身長180cm以上と長身で、男物でもなかなか反物が見つからないため、社長さんに直接交渉したところ、思いが伝わり、気に入った女物の反物を見本にして色まで指定でき、1尺1寸の反物幅で別注で作ってみましょう!ということになりました。
「染物ならまだしも、先染めの紬で、え〜!こんなことあり!?」
みたいな事が現実になりそうです。出来上がり次第紹介いたしますねw



2件目は渡吉織物(わたよし)さんです。


ここではこれぞ十日町紬の伝承!
手織りの逸品が出来るまでを詳しくお聞きし、また実演を交えて教えて頂きました。
くびり絣といって日本の手織物の真髄がここにはありました。
織り上げるまで1か月かかるとても大変な作業を、代々受け継がれ伝承されていることから、
「伝承紬」の伝統的工芸品に指定されています。




最後は、これぞ十日町トヨタ、皆さんご存じ「吉澤織物」さんです。

十日町最大のメーカーでもあります。
「This is kimono」これが着物って言う商品を作り続けて見える総合メーカーです。
ここは主に友禅をメインに扱っています。
美しい振袖に皆さんさすがに見とれてしまいましたね。


最後は、十日町産業プラザ「クロス10」でおみやげを買い、帰途に着きました。
ちなみに西尾からは片道460km余り、食事休憩を入れて約6時間です。
皆さんお疲れ様でした。
そして私も、もう寝ます・・Zzz・・