みかん染め浴衣打ち合わせ会

みかん染め三河木綿の打ち合わせ会が蒲郡商工会議所でありましたので出席してきました。
前回のblogでお伝えした通り、いよいよ「糸から織り」までのスケジュールと工程をすり合わせすることになりました。


今回のメンバーは会議所副会頭でもある繊維産元「森重実業」の伊奈さん・同じく産元の小森株式会社の川合さん、糸染めには藤浜染工の藤田さん、染色試験には愛知県の産業技術研究所の小林さんと山本さん、織りには村越試織の村越さん、くらふとフェア実行委員会の鈴木さん、と蒲郡を代表する錚々たるメンバー(汗


私みたいなのがこんな所にいてもいいのか?みたいな感じでしたが、お客様からの意見や小売りの立場からの意見を自分なりに整理して説明をさせていただきました。


物作りに関わる方々と私のような小売業者、お客様の要求。


また糸の選定一本から物作りの方々はこだわって、さらに試織を繰り返し商品となる事がわかりました。


縦糸を決めることが大事だということ、草木染めの色出しの難しさ、堅牢度、織り組織、織り柄・・・

すべて一から作るので本当に好きな柄が出来るのですが、コストと時間の関係で制限が出てくること。


それでも私の意見を本当に親身になって聞いて下さり、商品に反映するようにするための意見交換がされ、5月販売に向けスケジュールのすり合わせが進みました。


中心コンセプトは、「みかん染めの色と三河木綿の織機の技術」

2月中には試織が出来上がるので、楽しみとともに緊張します。


2時間強の会合でしたがとても内容の濃い、また私自身たいへん勉強になりました。